2016年3月14日月曜日
サンパウロの教え
茶色のムクムクした ドッテリ感と 裏腹に 歩けばフワフワ弾み 走ると風になびく 迫力ある姿。
DogMan-iaのカットスタイルの原点 先代看板犬 ミニチュア・プードルの『 Saopaulo 』です。
DogManへ初めて 面接で行った私は ただならぬ 雰囲気を放つ その姿を見た瞬間 共感と憧れを 抱きました。
Saopauloの 独特な存在感には 考え抜いたトリミングが 不可欠です。
こう見えて 伸ばしっぱなしではなく 緻密で繊細に そして大胆に ハサミを入れています。
重く癖のある 巻き毛を ラインを出しすぎないで 崩しながらまとめ
特徴的な目や ミニチュア・プードルらしい足の長さは トリミングでカバー
1才から育てていった 地毛ドレッドのボリュームで ボディとの一体感を図り
誰がどこから見ても " Saopauloという名前の生き物 ” として 存在させたのが トリミングでした。
インパクトある 佇まいを 更新していく 江頭さんとSaopauloの トリミングという 共同作業は まるで
セッションのようでもあり そこに 一緒に加わることで 学んだことが 私には 本当にたくさん あります。
かわいすぎず かっこよさを併せ持つ Saopauloと 一緒に歩くと とても 晴れやかな気分にも なったことも 思い出します。
明るく健気で サービス精神旺盛の かわいい性格 ・ 生まれ持った外見 ・ Saopauloという”名前”を トリミングで 融合させて
まるで ディズニーの 1つのキャラクターかのような 存在にしてしまった 唯一無二の オリジナルスタイル。
プードルブームの中 男性が 連れて歩いていても マッチする スタイリッシュさも 斬新でした。
ただ このインパクトある風貌は 好みが分かれ。。。 少数派ではあることは 分かっています。笑
が、この雰囲気を 探し求めていた DogMan-iaの飼主さんと 犬たちは この Saopauloスタイルを ベースとして
Saopauloを・・・ 少しコンパクトに、 ちょっとマイルドに、 もっとスタイリッシュに、
ライフスタイルに合わせてライトに、 女の子っぽくかわいらしく、 ミニパウロに・・・etc と イメージを広げて
その子のためだけの オリジナルキャラクターが 完成するきっかけにも なりました。
動く芸術品のような Saopaulo。 感覚派タイプの人たちは 特に 心惹きつけられるようで。。。
アーティスト山ちゃんが 描いてくれたのは
柔らかな鉛筆タッチ。
こちらは「 saopaulo スヌーピーになってみる 」
(抱いている 黄色い ウッドストックの顔 よく見ていただくと Nattyです。笑)
インテリアコーディネートの 仕事をされているお客様は 「 もしも Saopauloが 江頭さんに手紙を 書いたら 」をプレゼント くださいました。
誠に勝手ながら 訳をつけてみます 笑
愛犬DoDo、 Saopaulo を目指すために
必要なものは 犬であること ドレッド ハサミ カット 毛玉 ハウス... and more ?
江頭さんの愛車 Volvo244を いつの日か 運転してみたい 。。。
乗るのに最高な場所は 妙に落ち着くエレファントスツール、 トリミングテーブル(ステージ笑)、
お客さんの犬がトリミングされている姿を横目に眠れるソファ、 そして 大好きな江頭さんの膝 。。。
と Saopauloが 常日頃 思っていそうなコトや 穏やかで 可愛い部分を イラストにしてくれた 微笑ましい 絵手紙。
SUNに照らされる SaopauloとDogMan-ia 等 さすが DogMan-iaのお客様 愛情たっぷりで マニアックな 表現でした。笑
SaoPauloが 2/14に旅立ってから 早いもので 2年が経ちました。あの大きな存在感は 今でも心にどしっと 残っています。
うまく言えませんが お客様とや 江頭さんとも 今でもよく出る Saopauloの話題に「 あんなコ いないよね。。。 」 と、この一言に 全てが 詰
まっているのだと 思います。 Saopauloみたいな犬。。。また会ってみたいです。
Saopauloが 教えてくれた 犬の美しさ トリミングのこと 犬と人との関係 人と人との繋がり。。。 たくさんを 受け継いで
この先も ワクワクする 想いや 大胆さで トリミングし続けたいと 改めて 強く思った 今年の2月 バレンタインデーでした。
(が、アップはホワイトデーになってしまいました。笑)
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2016年2月9日火曜日
ニューヨーク眺めのいい部屋売ります
1月30日から 公開中の 映画、「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります」。
昨年末に 江頭さんが 試写会へ 行ってきたとのことで オススメしてくれていた 1本です。
犬モノだからって 悲しかったり 辛かったり 涙する 必要のない... 日常に 自然に 犬がいる物語。
「 ボーダー・テリア 」という 日本では 見かけることの少ない 魅力的な犬種が 登場します。
DogMan-iaのお客様にも お知らせしたくて 貼っていた ポスターを 眺めながら。。。
公開日を 今か今かと 待ちわび 早速 観に行ってきました!
錚々たる 達人の皆様に 並んで 堂々と(笑) 江頭さんが コメントを 残しています。
『 犬の幸せは飼い主が 幸せであること。
選択の連続の週末に夫婦がだしたいくつかの愛ある答えは
きっとドロシーを幸せな気持ちにしたでしょう。
この映画を観て僕、引っ越しをやめました。 』
まさに。。。
2人の大切な犬 ドロシーが 健気で素晴らしい 役割を果たしています!
眺めのいい部屋で 夫婦2人が 年を重ね 過ごしてきた時代と 数々の 優しい思い出たち。
ある きっかけから この大切な空間を 手放す決意を しますが、 予期せぬ トラブルや 出会いを 通して 何を思い出し 何に気づくか。
数日間の 出来事のうち 本当に大切なモノは 何なのかを 改めて 伝えてくれる 純粋な愛に 溢れた物語です。
個人的には この夫婦2人が 若かりし時代に 紡いできた場面の 数々に グッときました。。。
それから 主演の ダイアンキートンの さりげなく 美しい ファッションも。
『人生もリノベーションしてみませんか?』 という キャッチコピーのように
今ある場所を もっと 素晴らしい場所へと 進化させてゆける 生き方をしていけたら とても幸せ! と思いました。
「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります」
やっぱり 評判がよいそうで 上映回数を 予定より増やして 公開中とのこと。
心爽やかになる とっても 素敵な 映画ですので ぜひ!
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2016年2月1日月曜日
リラックスとはいうけれど
飼い主さんの お迎えを待つ間や 休憩する時間を それぞれ 自由に過ごす 犬たち。
その過ごし方の ひとつ、 ファブリックソファーで 眠ったり のびのび まったり。
そんな リラックススタイルを 比べてみました。
見ているだけで 癒される 思い思いの リラックスポーズ。。。
そんな中 Cromatyは 何かが違う。。。と 気になりました。
直角の肘が ポイントです (笑)
ちょっと無理がある?ようにも 見えるけど 当の本人は ハマったと 言わんばかりに
このスタイルを キープしたまま 静かに 飼い主... DogManミオさんの お迎えを 待っていました。
さすが ちょっと変わった 個性際立つ 犬種「ブリュッセル・グリフォン」、
その中でも このスタイルに 行き着ついた 13年間 病気知らず スーパーマイペースの Cromatyは
やはり タダモノでは ない気がします(笑)
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2016年1月25日月曜日
マジスドッグハウス
DogMan-iaの キャッチーな外観は 白黒ブチ模様 と オレンジ色の犬小屋。
「 犬小屋が 壁から生えて 飛び出ている感じ、、、 どうせなら 本物を取り付けよう! 」と閃いた
江頭さんの アイデアでした。
独特な質感の プラスチック製の 犬小屋は ”マジスドッグハウス” という名前。
イギリスの家具デザイナー「 マイケル・ヤング 」が マジス社と共に 取り組んだ 作品です。
意外と大きく 遊び心があるのに 置かれた場所に 不思議と馴染む デザイン。
マジスとは ラテン語で ”もっと” という意味が あるそうです。
10数年ほど前、 目黒クラスカで マイケル・ヤング ご本人に 偶然出会った 江頭さん。
当時はDogManに 置いてあった マジスドッグハウスに 直筆サインを してもらったそうです!
その 大切な 犬小屋を DogMan-iaの 外装用にと カットしてしまうという 大胆な発想。。。笑
気がつけば すっかり DogMan-iaの顔に してしまった ところも さすがです。
ユーモアとセンス そして 情熱を持って さらに先を 目指し続ける DogMan・DogMan-iaとも 共通点が
あるような 気がしたり、 "Magis" が ”Magic” にも見えて 「 魔法の犬小屋 」みたいなところも
個人的に グッときていた マジスドッグハウス。
そして この場所は 特に DogMan-iaの シンボルとして お気に入りでした。
ところが、 昨年 外壁と土台が 崩れかける ハプニングが起こり 新年早々 取り外すことに なりました。
元の場所に 戻そうかとも 思いましたが 心機一転 別のポジションへ!
久々に 下界に降りてきた マジスドッグハウス。
なんだか 面白そうなモノを みつけたNallyは やっぱり こうなりました。。。笑
また 新たな使い道や 発想が 生まれる予感。
入口のプレートには 『 忠実な友 強い味方 』 ラテン語の ニクい メッセージ。
いつでも どんな時も 側にいて 勇気をくれる 犬たちは かけがえのない 最高のパートナー ですもんね!
私にとっては Nelly, そして 姿はなくても 心の深い部分に いつもいてくれる
旅立っていった 犬たちの事も 思い出させてくれます。
カタチが変わっても そばにある モノ・人・こと。
もっと もっと 大切に していきたいと 思います。
次は どんな ”マジス”に 出会うかな。。。
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2016年1月9日土曜日
2016年
2016年が 始まりました!
本年も DogMan-iaが 皆さんに 楽しんで頂ける 空間であること そして
トリミングを通して 幸せなお気持ちを ご家庭に お届けできますよう
私自身も 気持ちを新たに 楽しんで 学んでいきたいと 思っています!
このBlogでは 引き続き DogMan-iaでの日常や 江頭さんをはじめ 楽しくて愛溢れる DogManの仲間たちと
一緒に たくさんの 可愛い犬たちとお客様との 素敵な時間を お伝えしてゆきます。
Nellyと 愉快なトモダチ 新しいトモダチ、 犬たちが醸し出す ファニーな空気や カットスタイルも。
時には 私Mayoの 趣味なども 少しずつ。。。 というわけで まずは 新年最初。
ルイ・ヴィトンとの コラボレーションなど 世界的に有名な ポップアーティスト
村上隆さんの期間限定『お花カフェ』にて ご本人に遭遇して なんとも おめでたい気分!の お正月。
キラッキラな花たちに ぎっしり一面 囲まれるこの空間で
すっかり 夢の国に浸って 刺激を受けて 楽しんできました。
本年も どうぞ よろしくお願いします。
猿年らしく ユーモラスに、 たくさん 見て 聞いて 話して。。。
知恵を活かして チャレンジしてゆく 実り豊かな1年に していきましょう!
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2015年12月30日水曜日
2015 → 2016
2015年を 振り返ってみると これまでと比べて 本当に あっという間に 終わりを迎えようとしている 気がします。
考える事も 感じる事も 逃さずに。。。 そう過ごしてきたからか 1日1日が とても濃くて
トリミングを通して 少しずつでも 日々成長できているかな?と 感じています。
犬たちの 旅立ちという 別れの感動もあれば 新しい出会いで これからの輝く感動も 多くある1年でした。
今年1年 変わる事なく 可愛い犬たち 温かいお客様たちと 一緒に過ごした 楽しい時間、
それぞれのご家庭のための その子たちらしさを 表現するトリミングを 続けさせていただけた事を
とても幸せに 思います!! 本当に ありがとうございます。
それから お店に 遊びに来てくださったり このブログを読んでくださった 皆様にも 感謝しています。
Nellyも 相変わらず 1年を通して 大好きなオモチャや 大好きトモダチと じゃれあってはしゃいだり、
小さなホームで 大きな体を伸ばしたりして のんびり過ごす時間も 楽しんでいました。
12/31(木)〜1/4(月)まで お休みを頂きます。
2016年 また Nelly共々 明るく元気に お出迎えしたいと 思います。
お身体に気をつけて どうぞ よいお年を お迎えください。。。
新しい年、皆様や 可愛い犬たちに 会える日を 楽しみにしています!
my life with dogs....
2015年12月21日月曜日
Nelly, CDジャケットになる
季節にとらわれない 大きなムクムクを 武器に この夏〜秋、 いくつか お仕事の依頼を受け 撮影に 参加させていただいた Nelly。
その ひとつが シンガーソングライター 『 ななみ 』 さんの ファーストアルバムとなる CDジャケット撮影の お手伝いでした。
今回のミッションは 十八番の 寝そべる...ハグされる... etc... 自然体でOK!と 言っていただいたので
Nellyの得意げな おまかせスタイルで なかなか スムーズに 任務完了!
前回のミッションとは 一変して 必殺仕事犬ぶりを 発揮してくれました(笑)
ななみさんの 『 Lovin' you あなたと繋がる6つの方法 』 2015年11月11日、 発売されています。
( ちなみに この日は 偶然にも DogMan看板犬 Brookのお誕生日! )
ありがたく 持ち味を 存分に 活かしてもらって Nellyも 納得のご様子。
更に 後日には「 品川グローリアチャペル 」にて行われた コンサートに 江頭さんと私を ご招待してくださり
パワフルで 心温まる 素晴らしい時間を 過ごさせて いただきました。
Nellyが いっぱい (笑)
ななみさんの 力強く 圧倒的な歌唱力と 心奥深くに届く詩、愛を伝えている姿は 年若いながらにも
輝きを放っていて 感動。。。
伝えたい強い思いがあれば 年齢は 関係ないですね。
チャペルでの コンサートで より美しい雰囲気も プラスされ
同時に ライブならではの その時にしかない たくさんの感動があって 歌詞の一つ一つも響いて
ななみさんの思いを しっかり受け取れたような 気がしました。
犬を通しての 貴重な機会に 感謝です。 ありがとうございました!
これから ななみさんの歌が たくさんの人たちに 届きますように。。。
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